GL値とGI値って何が違うの?
GL値の一覧が見たい
肥満の原因が「血糖値の急上昇」ということが認知されるようになり
GI値という言葉は最近耳にすることがあるかと思います。
今回はGI値(血糖値が上昇するスピード)と一緒に知ってくべき『GL値』について
『GL値一覧のリスト化、GL値とGI値の違い』を説明していきます。
GL値について知ることでfa-arrow-downこのような価値を得られるようになっています。
『低GL値食品一覧を知り痩せる食品が選べる』
『血糖値をコントロールして痩せることができる』
この記事の信頼性
執筆者は画像のようにダイエット成功経験があります。
GI値とGI値の違い
fa-arrow-downGI値とGL値の違いを簡単にまとめました。
GI値とは『ある食品に含まれる糖質量が50gになるまで食べたときの血糖値の上昇率』を数値化したものです。
※糖質が50gになるまで食べたときの値ということに注目しなくてはいけません。
食べ物は炭水化物(糖質や食物繊維)、タンパク質、脂質などでつくられます。
食品によって糖質が含まれている量は違っているわけです。
例えば、1本が150gの「にんじん」には糖質が10gほど含まれています。
「人参」で糖質を50g摂取するには5本食べる必要があります。
糖質50g摂取したときの血糖値の上昇率と言われても
ピンこないな~~
そこで考えられたのが「GL値(グリセミック負荷)」です。
GL値とは『ある食品を常識的な食事量で食べたときの血糖値の上昇率』を数値化したものです。
要するに1食あたりのGI値ということです。
GI値について詳しく知りたい方はfa-arrow-down記事をどうぞ
GL値の算出方法
fa-arrow-down以下がGL値の計算方法です。
「GL値」とは、グリセミック・ロード(glycemic load)の略で、「GI値」(glycemic index)にその食品に含まれる糖質の重量をかけた値のことをいい、血糖値を上昇させる程度を表す指標です。ハーバード大学公衆衛生学大学院の研究チームが考案し推奨しています。
欧米などではGL(グリセミック負荷)という値を血糖値上昇指数に用いるようになっている。GL値は食品100g中に含まれる糖質量にGI値を掛け、100で割ったもの。
GL値一覧
GL値の分類は以下のようになっています。
fa-check-circle-o中GL値:11–19
fa-check-circle-o高GL値:20以上
そしてGL値の一覧を張っておきます。
fa-hand-o-downここを見て
『GL値:1人前換算』ここではこの値をGL値の基準として『低』『中』『高』を振り分けています。
参考までに100g当たりの糖質でもGL値も出してあります。
実用的に考えるとなると1人前のGL値の方が考えやすいと思い基準をここにしました。
ただし、先ほども言ったように、食べる量は人それぞれ・・・・参考までに
注意
これを見て「そうなんだ~」で終わっては意味が無いです。
GL値のリストを見てGL値が高い食品から、GL値が低い食品に切り替えてダイエットに役立ててください。
穀物【GL値一覧】
軽食【GL値一覧】
果物【GL値一覧】
イモ類【GL値一覧】
きのこ【GL値一覧】
海藻類【GL値一覧】
魚介類【GL値一覧】
種実類【GL値一覧】
豆類【GL値一覧】
肉類【GL値一覧】
乳製品【GL値一覧】
野菜【GL値一覧】
引用:http://glutenfreelife.net/ より「食品名」「一食あたり(g)」「目安」「糖質(g)」「GI値」「GL値」一部加工
GL値にすることでGI値の違和感に説明がつく
GI値でスイカとポテトチップスを比べると、スイカの方がGI値が高く血糖値が上昇しやすい事になります。
↑GI値だけ見ではダイエットでは誤った解釈を起こす危険があり得ます。
勘違いしてしまうね
誤った解釈をしてしまう原因を説明します。
GI値は糖質量が50gになるまで食べたときの血糖値の上昇率をいいます。
スイカは100g当たり9gの糖分を含んでいるので、糖質を50グラムとるには500gほど必要。
ポテトチップスであれば90g必要です。
ちょっと現実味が足りないのがおわかりだと思います。
GL値を使えば、『スイカ:GL値=12』に対して「ポテトチップス:GL値=34」なので納得がいきますね。
GL値の注意点
GL値とGI値どちらにも言えることですが
という事をわすれないでください。
一緒に食べる食材や、調理方法で、GI値とGL値は大きく変わります。
ただ、ダイエット中にGI値やGL値が低い物をたべると減量が進みやすいのは事実です。
なので
僕自身はfa-arrow-upこのように気を付けています。
まとめ
GL値というものについて、理解ができたでしょうか。
GI値で感じていた違和感をGL値は取り除いてくれたと思います。
GI値もGL値もどちらかに偏るのではなく、両方をみて、目安としてダイエットに役立ててください。