大切だと思ったことを全力で伝えます
ダイエットをしてるとインスリンという言葉よく聞くな~
グルテンフリーって意味あるの?
こんな悩みと疑問を答えられる記事になっています。
タイトルの意味ですが、「グルテンフリーの食事の置き換え方によっては意味が無いよ!」ということです。
食品のパッケージにグルテンフリーという言葉が書かれているのを見たことがあると思います。グルテンフリーとは体にいいのか気になりますよね。
また、ダイエット中にグルテンフリーダイエットで痩せたという言葉耳にすると、グルテンフリーダイエットと言われるものに興味を持ってしまうものです。
そこで、「今回は『ダイエット中はグルテンフリーの食品を意識する必要はない』ことについての説明をしていきます。
本記事を参考にすると、↓このような価値を得られるようになっています。
『グルテンフリーの食材にこだわらなくてもいい理由』
『グルテンフリーで痩せ人が現れる理由』
そもそもグルテンってなに?
グルテンとは、グルテニンとグルアジンという2種類のタンパク質の組み合わせでできたものを言います。
グルテニンの弾力をもつ性質。グルアジンの粘着力が強く伸びやすい性質。小麦粉に水を加えることで2つの性質が交り、弾力と粘りのある生地が出来上がるのです。
パンをふっくら膨らませたり、麺にコシがでるのもグルテンのおかげです。
そんなグルテンを含む食品をまとめました。
おかず:から揚げ・天ぷら・餃子・とんかつ・フライ食品の衣
ソース:ホワイトソース・ミートソース・カレーのルー
お菓子:ケーキ・クッキー・
お酒:麦焼酎・ビール・発泡酒
まとめてみると、おいしい物がたくさんですね~
グルテンフリーのメリット・デメリット
グルテンフリーのメリットとデメリットの説明になります。
メリット
グルテンフリーは、もともとはアレルギー症状が出る人の体質改善のための食事です。
・セリアック病(牛乳でお腹を下してしまう人がいるように、小麦でも同じようなことが起きるようです)
・小麦アレルギーの人
ここに当てはまる人にとって、グルテンフリーの食材を摂取するのはメリットでしょう。
また、グルテンフリーだから炭水化物で食事が完結するピザやパスタの摂取量が減ります。
その結果として栄養バランスがいい食事になるのもメリットでしょう。
デメリット
グルテンフリーに減量効果はありません!
そして、下手なグルテンフリーの食品に置き換えをしら、栄養バランスを崩す可能性があります。
多くの医師は、『セリアック病』や『小麦アレルギー』でないのならば、グルテンフリーの食事をとる意味はないと言っています。
そもそもグルテンフリーの食生活が健康に与える影響は、まだ医学的には証明されていないのです。
消費者がグルテンフリー食品を購入する一番の理由はグルテンフリーの方が健康的であるとされているからですが…、セリアック病ではない人々に対しても健康促進効果があるという検証を証明する研究発表は全くありません。
むしろ、グルテン自体に含まれる成分には健康に有益な栄養もあるため、人によってはグルテン回避が正当だと認められない場合がある。
Academy of Nutrition and Dietetics 発行記事
グルテンフリーで痩せという声が上がる理由
そもそもグルテンフリーとは減量というよりも、健康のための食事療法です。
なぜ減量につながるのかをまとめました。
血糖値が急激に上がらないような食事になる
グルテン入りの食品を思い浮かべていただきたいのですが
ピザ、パスタ、パン、ラーメンだったりとそれだけで食事が完結する食べ物が多いです。食事が完結するという事は炭水化物が多く含まれていることが多いです。
つまり、グルテンを含まれているものを主食にしていた人は、1度に炭水化物の大量摂取を行っていたので太ってしまう人が多いのでしょう。
主食となるグルテン入りの食べ物を食事で避けるようになれば、自然と炭水化物の摂取が減るわけです。
1度に大量の炭水化物の摂取がなくなると、血糖値の急激な上昇は抑えることができます。
血糖値の急激な上昇は太る原因であるため、太らなくなるというわけです。
栄養バランスがいい食事になる
グルテンフリーを意識すると主食が『お米』になる人が多いでしょう。お米にはグルテンが含まれない食品だからです。
お米を食べるとき、ほとんどの人が『おかず』や『サラダ』もセットで食べるようになるはずです。しかも、米のおかずには『から揚げ』『餃子』『小麦で包まれたフライ』『カレー』などのグルテンが入った食事をとらないわけです。
自然と栄養バランスがいい食事を選択するようになるのがおわかりでしょう。
グルテンフリーの効果というよりも、食事が置き換わっただけという事が大きな原因でありそうです。
お菓子の摂取が減る
小麦が入ったお菓子として、ケーキやクッキーがありあす。
普段そういったお菓子をとらなくなるだけで、痩せていくでしょう。
グルテンフリーの食事に置き換えても痩せない
グルテンフリーで痩せる本当の理由が分かったと思います。
たまに、「グルテンフリーの食材に置き換えて楽に痩せる」という事を聞きます。
これは半分あっていて、半分違います。
『肉、魚、野菜』を中心の食事にしたときはやせるでしょう。これがあっているという理由です。
個人的には炭水化物もとりながらダイエットを進めるのが効率のいい痩せ方だと思っています。
小麦粉の代わりに、米粉を使ったレシピをよく見ます。結局は米粉も炭水化物であり、食べすぎは血糖値を上げるわけです。
置き換えたからと言って食べる量は気にしなくてはいけません。
また、米粉や米だからと言って太らないわけではありません。米粉に置き換えたお菓子はいくら食べても太らないという事はありません。
グルテンフリーで作られたただのお菓子と知っておいてください。
先ほど違うと書いた理由はこういうことです。
fa-warning注意
たまに、「グルテンフリー=糖質フリー」だと思い込んでいる人が結構います。
グルテンフリーでも糖質はたっぷり入っています。
太る理由は血糖値のコントロ―ルができていないことが原因です。つまり、グルテンフリーにしようが置き換えたものによっては血糖値はあがり脂肪が増えてしまいます。
↓血糖値を上げるインスリンの記事です。
まとめ
小麦は強い中毒性を持っているので、小麦を摂取するのが抑えられるといった意味ではいいのかもしれません。
ただし、グルテンフリーという言葉が書いてあるから食べても太らないという考えは危険です。
ダイエットに直接的には関係してこないものですので、痩せるなら他の方法で進めていきましょう。
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