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水を飲むようにしているのに、効果がでない・・・
ホントに水ダイエットってできるの?
こんな悩みと疑問を答えられる記事になっています。
あなたが「水を飲んでいるのに痩せない・・・」「これから水をたくさん飲んですぐにやせたいな~」
と悩んでいたり、すぐに痩せられると思っているようでしたら
先に、この記事でわかることを書いておきます。
水ダイエットはすぐに効果が出るものではない
水を飲むメリットの積み重ねの結果、体重にも体にも変化が現れる物
と理解をしておいていただきたいです。
これを聞いて「意味ないじゃん」と思われた方もいるでしょうが、意味はあります。
水ダイエットは、無理なく続けることができるダイエットであり、身体の新陳代謝を整えて痩せやすい身体を作ることができます。
それでは、水ダイエットの特徴ややり方・気をつけたいを説明していきます。
水ダイエットの本質を知ろう
簡単に始められて、ハードルが低めな水ダイエットですが、片寄った知識でのスタートはちょっと危険です。
まずは、水ダイエットの「本質」から学びましょう。
水分が担う体への重要な役割
人の体の60%は水分でできています。
この水分が、自分たちの体にどのような役割があるのかを知っているでしょうか?
水分が腸から吸収されると、血液をはじめとする液体して体中を隅々までめぐります。
この水分の役割は、以下にように大きく分けて3つの働きをしています。
栄養や酸素を体中に運び、老廃物を排出する
血液は、体の隅々まで酸素、栄養、ホルモンなどを運ぶ重要な役割を担っています。
それと同時に、老廃物や過剰な物質をの排出のための溶媒(溶かす液体)となり、体外に排泄するという重要な役割を持っています。
汗をかくことで体温調節をする
体内の水は、体温を調節する役割があります。
人は汗をかくことで体温の調節をしているのはご存じかと思います。
暑いときには汗をかき、体表で汗が蒸発することで体の熱を逃がしてくれています。
このように体の中の水分のおかげで、体温が上がりすぎないように調整をしてくれています。
新陳代謝が上がる
新陳代謝とは、体を構成する組織が新しく生まれ変わる活動のことをいいます。
例えば、「髪の毛が生え変わる」とか「皮膚が角質となって落ち新しい皮膚と入れ替わる」など
水分によって、人間は若々しい状態をたもてているわけです。
水「だけ」ダイエットで体重を落とす危険性
水の体に対する重要性はわかっていただけたと思います。
そこで、「水はカロリー0だし、水だけ飲んでいたら痩せるじゃん!」
と思ってしまうのは危険です。ダイエットにおいて、過度な減量施策は後で必ず反動が来ると思ってください。
水だけ飲んでいれば、体重は減ります。しかし、待っているのは『リバウンド』と『体調不良』です。
身体は賢く、長時間摂取カロリーが少ない状態が続くと省エネモードに入ります。
「飢えて倒れないように、消費カロリーを減らさなくては!」という感じになってしまうのです。
水「だけ」ダイエットをやめて、普通の食事に戻したときには、消費エネルギーがいつも以上に減っている状態になっています。
体重が元に戻るのはあたりまえ。なんなら、もとの体重を簡単に超えて太ってしまうリスクだってあります。
そんな悲しい結末は避けたいですね汗
普段から適切な水分量を摂取し、新陳代謝・基礎代謝を整えることを目的にする。
体重を落とすというより、デトックスで身体の内側をキレイにして、ダイエットの土台を作るイメージ
最終的に痩せる効率が上がる
「水を飲んでいるのに痩せない・・・」という方は、そもそも水ダイエットはダイエットの土台作りくらいのものと考えてください。
そもそも期待をしなければ、期待を裏切られるといったストレスもありません。
水ダイエットの効果
適量な水分をとることで多くの効果を得られるのが水ダイエットです。
「いつも水飲んでるけど・・・」という方は、現在の水の摂取量が適量かどうか、1度見直してみてください。
以下に『水ダイエット』で得られる効果をまとめました
■代謝が上がる
■水を飲み、食欲が抑えられる
■体内のデトックスができる
■むくみの解消
■肌がきれいになる
代謝が上がる
水を適量をとることは基礎代謝も上げることに関係します。基礎代謝とは、生命活動の維持に必要な活動をいいます。
例えば、『呼吸する』『心臓を動かす』『体温調節する』など
関連記事痩せ効率UP!!基礎代謝を高めるために意識するポイント
体に水分が足りないと血液の流れが悪くな、体に酸素や栄養素が届きにくくなります。そして、内臓などの体の機能が低下して体調不良も起きる可能性があります。
水分を補給し血液の流れをよくすることで、スムーズに栄養素が運ばれて、内臓も活発になり代謝も上がるというわけです。
水のかわりに白湯を飲むことでも、胃腸が温まって内臓の働きが活性化するので、代謝が上がりやすくなります。
水を飲むことで食べる量が抑えられる
ダイエット中、お腹が空くのはつらいものです。
食事の前に水を飲むことで、食べる量を減らしたり、ある程度食欲を抑えることができます。
また、水を飲むことで、加糖飲料を飲みたいという気持ちも減り、摂取カロリーも抑えられるでしょう。
体内のデトックスができる
水分が十分に体にあると、血液がしっかりと体中を循環し体内にたまった老廃物=毒素の排出の排出がスムーズになります。
水分があると、便通がよくなったり、尿の量も増えるので老廃物が体外に排出さやすくなるわけです。
腸に毒素がたまると、体調を崩すきっかけになるので体内のデトックス(解毒)はしておきたいですね。
便通がよくなる
便秘の解消には『食物繊維』が効くというのはご存じかと思いますが、水も効果的です。
腸内に水分が増えると、便の水分量も多くなり、便秘が解消される可能性があります。
新陳代謝をアップして内臓の動きがよくなれば、胃もたれや便秘といった不調が改善されることも期待できます。
便通がよくなれば、体内に老廃物を長期間ためておくことなく排出できますから、必要ない老廃物が体を巡ってしまうこともなくなります。老廃物を排出する活動が盛んになれば、さらに代謝活動は促進されるいいサイクルになるでしょう。
むくみの解消
『むくみ』は水分不足により身体が水を過剰に蓄えるという原因があります。
これは意外だったののではないのでしょうか。むくまないために水を控えていたのに、逆にむくむ原因になっていたなんて・・・
水ダイエットを始めてすぐは『むくむ』かもしれませんが、続ければすぐに解消されます。
1度に大量の水を飲むとむくみやすいので、一気に摂取することはさけましょう。むくみを解消できると血行もよくなります。その結果、代謝も上がるといった良い点もあります。
肌がきれいになる
水ダイエットでは体重の変化は感じづらいかもしれないですが、肌の変化は感じやすいはずです。すぐに美肌になったという話はよく聞く話です。
美肌になる理由ですが、水を飲むことで新陳代謝が活発になり体の組織が生まれ変わります。
新陳代謝が活発になり、新しい状態の肌でいられるという事は『ハリのある肌』と『潤いのある肌』を維持できることです。
さらに、『肌荒れをしない肌』や『乾燥からも守られる肌』になるといった良い点があります。
水ダイエットのやり方
皆さんは「水は1日に2L飲もう」という言葉を耳にしたことはないでしょうか。
このフレーズは何の根拠もありません。モデルや有名な方々が話しているのが全員に当てはまるかのように広まったわけですね。考えてみれば、1人1人体重も違えば、年齢もバラバラなので2Lで統一できるわけないですよね(笑)
また、水を無理にたくさん飲んでも、余分な水分は尿として出ていくだけで意味がありません。代謝がスムーズに行われる水分不足のない体をつくるために上手に水分を取り入れていきたいものです。
ここでは以下2点を説明していきます。
■水をどのくらいのんだらいいの?
■意味ある水分の取り方
水をどのくらいのんだらいいの?
1日に取りたい水分量の目安は以下になります。
例えば、60kgの人は1.8Lは最低でも飲んだ方がいい量になります。
現在、自分が水が足りているか気になる方は、1日のトイレに行く回数を数えてみてください。
1日に8回トイレに行かないようであれば、水分が足りていないのかもしれないです。
意味ある水分の取り方
一度に大量の水を飲んでも尿となって排出されるだけなので、少量ずつこまめに飲むことが大切です。
また、水温にも気を使うといいでしょう。
少量ずつこまめに飲む(タイミングはいつでもいい)
一度に大量の水をのむのでなければ、水をのむタイミングはいつでも大丈夫です。
とはいえ、おすすめのタイミングも書いておきます。
・寝る前
・起きてすぐ
・食事と食事の間
・寝る前
人は眠っている間はコップ1杯分の汗をかくといわれているように、発汗と呼吸よっても水分が排出されています。
睡眠中に水が不足しないように寝る前に水をとりましょう。
・起きてすぐ
起床時は水分不足になっているので、水分を補うために水を飲みましょう。
起床時は腸が動き出す時間帯です。水を飲んで胃腸を刺激することで排便を促す効果も期待できます。
・食事の前
水分不足で食事をむかえると食欲が増して、余計に間食を食べがちになるので食事前の水分摂取は大切です。
常温水がおすすめ
あまりに冷たい水を飲みすぎると、内臓温度が下がり基礎代謝や免疫機能がダウンしてしまいます。
冷水を飲むおすすめのタイミングは、起床時と体温が上昇している場合
冷水は胃を刺激して、胃の動きを活発にさせ便意を促す効果がるためです。
水ダイエットの注意点
水を飲めば代謝が上がって痩せやすい体質改善に役立ちます。ただし、多く飲めば痩せるというわけではありません。
食前に水を飲んで満腹感を得られやすくして、食事量を減らせば摂取カロリーは減ります。しかし、その反面摂取できる栄養分も少なくなるのです。代謝アップに必要なビタミンやタンパク質などの栄養分が十分に摂取できないでいると、いくら水ダイエットを実践しても効率よく痩せることはできません。
ただ多く飲めばいいわけではありません。代謝に必要な栄養分が不足しないよう注意しながら行いましょう。
『水中毒』
極端に飲みすぎると『水中毒』を発症する危険性があります。
腎臓が水を尿として処理する速度を超えてしまい、体内に水が溜まって膨らんでいきます。
軽い疲労感から始まり、ひどくなると頭痛・吐き気に発展し、けいれんを起こし、最悪死んでしまうこともあるので気を付けてください。
まとめ
『水ダイエット』はすぐに効果がでるものではありません。
個人的にはダイエットのベースを作り上げる認識くらいがちょうどいいと考えています。
もし、あなたが『水ダイエット』をしていて痩せられないと悲しくなっていたら。「そもそもスグに効果が出るモノじゃなかったのか~」と開き直ってください。ただ、やっていることは間違いではないと断言します。
水を普段より気を使い飲めているという事は、素晴らしいことです。
体重が減らないことにあせって、無理に水を飲んで食事量を減らすような危険な事はしないで、今まで通り継続してください。
水を飲んでるから、お菓子は好きなだけ食べても痩せるといった絶対に痩せることのない考えを持っている人はいないと思いますが・・・水ダイエットは、栄養バランスの良い食事にプラスすることが大前提です。
普段何気なく飲んでいる水にたくさんの嬉しいダイエット効果があることがわかったと思います。
他の運動・食事ダイエットと組み合わせることで、さらにダイエット効率のは上がるでしょう。。
まずはいつもよりも水をこまめに取るところから始めてみてください